心臓と肺の聴診


正常呼吸音

肺胞呼吸音 吸気時 軽くマイクに吹いた音 fの音 フー
気管支肺胞呼吸音 呼気時 シュと吐くとき cfの音
気管音 頚部気管に聴診器をあてるとラッセル音がきこえる。

異常呼吸音

正常呼吸音 増強 肺胞音の強弱(音が大きいと肺が換気している。小さいとイマージャアシーの手前。)
  消失(全体) 胸水・末期肺炎
  消失(部分) 無気肺・肺腫瘍(前肢跛行の場合ある)

乾性ラッセル 呼気時・連続

吸うときは楽、吐くときが大変。喘息の場合など。猫喘息は肺が黒い。含気が多い。

呼気・吸気は1体1 アミノフィリンを注射すてから、細気道が狭窄している。

太い血管から細い血管にはいる時速度が速くなる。これがうーと聞こえる。

アレルギー・分泌物・腫瘍など

湿性ラッセル

捻髪音・とぎれ・

吸気時

こまかく・小さい・呼気時は気管支が虚脱。吸気時に開放。
 

水疱音・とぎれ・

吸気時

おおきく・ボコボコばりばり。気道壁に液体が貯留。感染・浮腫・吸気時に破裂。ボコ

心拍数とリズム

心拍出量 =心拍数× 1回拍出量
心拍数に比例   60-120の間なら一定

心拍数安静時にはかる。

心機能の間接的指標 心不全の重傷度と比例 心不全ひどくなると交感神経興奮して心拍数上昇。心臓はからうち、心機能低下

160ー180になるとからうち

収縮時 冠状動脈 開かない
拡張時 冠状動脈 開く

HR60では収縮・拡張は1:1だが、HRでは収縮・拡張は1:1/2、HR120では収縮・拡張は1:1/3だがにんばる。拡張期を節約してしまう。ペルサンチンの投与で冠状動脈の流れをよくする。ながれる暇をあたえる。(ジギタリス・βブロッカー)


発咳による鑑別

発咳 心雑音(+)

頻脈傾向 

不整脈ある。

股動脈圧一定

洞不整なし

交感神経緊張

循環疾患
  心雑音(+)

徐脈傾向

迷走神経の緊張

洞不整(+)

慢性呼吸器疾患
  心雑音(-)   呼吸器疾患

聴診

音量
出現タイミング 収縮期 拡張
収縮期雑音の鑑別 逆流性 駆出性
音質
放散方向

音量

血行動態に変化。ここをみのがすな。
胸壁に伝わる雑音 スリル 左心が殆ど。
胸壁から数ミリ離しても可能。左心が殆ど。

PLI 最強点 


  心雑音 収縮期が殆ど    
収縮期 左 ザー 収縮期 右 拡張期 ザン 連続性 PDA0.1%
僧帽弁閉鎖不全・動脈弁狭窄・ファロー四徴 三尖弁閉鎖不全・心室中隔欠損 動脈弁閉鎖不全・房室弁狭窄 動脈管開存

動脈管開存

型が5つある。A型とE型がコイルをつめる対称。

シャルテイー・ポメ・

0-6ヶ月が50%・7-12ヶ月が25%・13ヶ月が25%。

予後の悪い因子 心拡大が進行・年齢が高く、動脈瘤をもっている。短絡が太い、もろい。体重がやたらおおきい。

5huのカテがはいるか、2kgの体重が必要。3/138。最小系5mm。てきした 形状。


収縮期逆流性雑音と収縮期駆出性雑音の違い

収縮期逆流の原因 収縮期駆出性の原因
心室中隔欠損・僧帽弁閉鎖不全・犬拡張型心筋症・猫肥大型心筋症

動脈弁狭窄・心奇形・猫肥大型心筋症・肺動脈弁狭窄

心房中隔欠損・貧血性雑音・無害性雑音

外科は不可。血管拡張剤・利尿剤

AS、PSは外科は可能。

ASは外科予後よくない。

PS好発犬種・フレンチブルドック・ビーブル・ミニチアダックス・チワワ・キャバリア・

呼吸促迫・チアノーゼ・運動不耐・無症状

弁の低形成があるとバルーンをしたあと予後悪い。

エコーでは右室肥大・中壁の軽度の扁平化。求心性肥大なのでレントゲンではおおきくないことが多い。

AS、PSの内科 心拍数の抑制。β遮断・ジギタリス。血管拡張。利尿剤は2次的。

ボーボー トントン

音量に強弱がない。3つのおとが一つに聞こえる。

4/6以上も多い。


カモメ様雑音をみのがすな。(うー波)

腱索がきれている。肺水腫で死亡することある。フロセミド使用。

胸壁全体で可能

ボワッタ

怒っているような音。

おおきな音のあとの小さなおとは聞こえない。

そのためs2は聞こえないことが多い。

蒸気機関車のような音。

4/6以下。

 


放散方向

僧帽弁閉鎖不全

背骨の左がわ

背中で雑音が聞こえる場合は相当悪い。

大動脈弁閉鎖不全

犬猫先天性心疾患 0.5%・(PDA0.1%・AS・PSの順に多い)

別の報告・0.68%(PDA28%、PS20%、AS14%、右大動脈遺残8%、VHS7%、ファロー四徴、房室中隔欠損)

大動脈弁で乱流がおこる。

大動脈。橈骨腓骨動脈、頸動脈にながれる。大動脈。橈骨腓骨動脈は聴診器はむりなので頸動脈にあてる。弁そのものが異常ではなく、大動脈弁の前にMASS様(中隔の肥厚)のものができてASになる。できる時期は生まれたてはできてろない。文献によれば60-90日という説もあれば、1年という説もある。ゴールデンに多い。

症状は突然死のみ。水をのんでいたら死亡した。うんこしていたら死亡した。


心電図

 

犬がいて心臓に電気が流れる。犬の下にスクリーンがある。犬の背中から電気をあててこのスクリーンにあてるとスクリーンに心臓の電気の影がうつる。これをしたでなそべってみてりる。これが心電図である。

正三角形で、その中心に心臓が存在する。角は動物の手・脚。右前(赤)・左前(黄色)・脚(緑)となっている。辺のことを誘導という。(+)・(−)は向きの記号。何でも良い

三角形状に写った矢印を三角形の各辺に描写したのが双曲誘導である。

−から+に流れる時に上にかく。

+から−に流れる時に下にかく。

垂直の場合は等電位にかく。


P波

洞房結節から房室結節までいくつかのルートがあるが、電気の伝わる力をベクトルの総和で表せる。1本の棒で。これをアイントーベンの三角形にあらわす。誘導でみると上に表す。

正常のP波は最初に右心房の興奮、次に左心房の興奮がくる。右心房+左心房

右心房が大きいと沢山の刺激がある。興奮が左心が終了するまである。そのためp波が高くなる。

左心房がおおきと沢山の刺激が長くなるそのためp波は長くなる。

両室は高く・長くなる。ノッチは関係ない。

項目
持続時間

0.04(2マス)

大型0.05(2.5マス)

0.04(2マス)
振幅 0.4 0.2

           P波 意義 房室の脱分極をあらわす。洞房結節から房室結節に達するまでの時間。 犬・正常P波は高さ0.4mV、幅0.04秒である。大型犬0.05秒。 猫・正常P波は高さ0.2mV、幅0.04秒である。 ポイント 右房拡大があると、P波は高くなる。(肺生p波) 左房拡大があると、P波は幅な長くなる。二子山状(僧房性p波) 両室が拡大するとP波は高く幅な長くなる。

洞性ワンダリングペースメーカー  洞房結節内を移動するときは、P波の形が除々に変化します。P-R間隔は一定です。洞房結節と房室結節の間を周期的に移動するときは、P波は形態が発生部位 によって変化して、二層性や等電位、陰性のP波がでることもある。、。、aVFの誘導で、右房のしたから活性があっても、必ず陰性にでるわけではない。二層性もある。静脈洞にはいらないと逆のp波はでない。 洞瀕脈 PP間隔短縮。P波 増大、PT正常 p160回以上。トイプードル180回 子犬220回 大型犬140回以上。眼球を圧拍すると、一時的にさがる。迷走神経作用。(1、p133) 洞除脈 PP間隔延長。、PT正常 呼吸性洞不整脈 呼吸に従いPPが変化。吸気には短縮。呼気には延長。 注意 セントバーナードなどはP波は0.05秒になることもある。また心拍数が多くなると、自律神経の作用をうけて、P波は高くなる。 P-R間隔 意義 洞房結節から房室結節に達して、心室が興奮するまで。洞房結節からでた刺激は房室結節で高速道路の料金所みたいに、一時スピードが弱るが、ヒス氏束にはいり再びスピードをあげる。 犬・幅0.06-0.13秒である 猫・幅0.05-0.09秒である


QRS群

房室結節 心室中隔  右脚(右から左) 左脚(左から右)筋肉を興奮 ベクトルの足し算。誘導の影。今度は(−)にふかっているので下向く。心室中隔の上が興奮してできる波形。S波
心室中隔の下かた心尖部

プリキネ繊維 心内膜側に沢山ある。心内膜から心外膜にながれる。誘導のR波。

 

自由壁が興奮 ベクトルが上 S波

いろんなQRS

R 波をさがす。R波は絶対陽性波

Q・Rは陰性波

 

R波 P波に続く最初の陽性波
Q波 R波に先行する陰性波
S波 R波につずく陰性波
  R波は絶対陽性波
  Q・Rは陰性波

 

項目 犬・正常 猫・正常
QRS持続時間(秒)

小型犬 0.05秒(2.5マス)

大型犬 0.06秒(3マス)

 

0.04秒(2マス)
R波の振幅

小型犬 2.5mV

大型犬 3.0mV

 

0.9mV
Q波増大・必発ではない

0.5mV

だだしレトリバー系は正常でも0.8mVまで

 
平均電気軸 40-100° 0-160°

左室拡大

左心室拡大の心電図

項目 犬・正常 猫・正常 左心拡大
QRS持続時間(秒)

小型犬 0.05秒(2.5マス)

大型犬 0.06秒(3マス)

 

0.04秒(2マス)

QRS持続時間が延長

犬 0.08秒(4マス)

猫 0.06秒(3マス)

以上は脚ブロック

R波の振幅

小型犬 2.5mV

大型犬 3.0mV

 

0.9mV R波増大
Q波増大・必発ではない

0.5mV

だだしレトリバー系は正常は0.8mVまで

なし Q波増大・必発ではない
平均電気軸 40-100° 0-160° 左軸に偏位。
      左心房拡大を伴う
     

STスラーを伴う

S波基線をさがる。低酸素ある。


左心室拡大 QRSの幅がひろくなる。 R波が高くなる。 猫心筋症30%が左心室拡大の所見あり。Rが0.9mV以上になる。

例題

レトリバー Q2mV・R 4mm 幅 3.5マス 左心系に異常。

トイプードル Q2mV・R 5mm 幅 3マス 左心系に重度異常。基線一定の場合同じ高さ。R波の高さが一定でない。デカ・チビ心電図。心臓が胸の中で揺れる時におこる。心拍ごとに揺れる。心膜水の貯留。三尖弁閉鎖不全。心嚢水60CC。

シャパード 1歳 STスラー 心筋の低酸素 Q2mV・R 4mm 幅 QRS 幅広い3.5マス ペリサンチン 


右室拡大
右心が大きくなると、心室中隔の上部では、 右にゆくベクトルが多くなる。その他め矢印が右に傾く。横から光りをあたえるので、アイントーベンの三角形上では、矢印が小さくなる。即ちR波は小さい
右心が大きくなると、心室中隔の下部、プリキンエ繊維では 右のベクトルがおおくなる。ベクトルの総和は多くなる。横から光りをあたえるので、アイントーベンの三角形上では、矢印がおおくなる。即ちS波は大さい。

 

 
誘導のS波 >0.35mV
R波が小さくなることもある。
QRSは変わらない。

誘導で左の心電図深いS波。右心不全。(1)右の心電図はs波と言う表現もある。また心室中隔の肥厚のためにおきていると言う所見もある。QRS幅 は重傷出ない限り大きくはならない。(2) 若い犬。痩せている犬は高電位になることがある。(2) 犬・泓U導S波が0.05mVを越えている。  ・誘導S波が0.35mVを越えている。  ・氈A、。、aVRにおけるS波が存在。 aVRで最初迎える成分が多くなる。aVFでは最初見送る成分多くなる。 犬のQRS短い。人の半分。


右心室拡大の鑑別診断リスト

三尖弁閉鎖不全・慢性呼吸器疾患・犬糸状虫・心臓腫瘍(血管肉腫)・肺動脈狭窄・ファロー四徴症・


チワワ 心電図 

R波小さい。S波4mm。QRS幅正常。肺炎よくならない。心臓の奇形か?

多血症・肺動脈弁狭窄があればおきる。眼底でとぐろをまいていれば多血症ある。まつすぐならなし。


両室拡大

QRS持続の影響

R波 どついらかが 左室が強い R波高いの 右室つよい。

S波の増光

R波高い(左)。S波2.5mV(右) QRS広い(左)

p波0.6 幅3mm 4つへあが広い。

R、Sチビデカ心電図。心拍ごとに波形ことなる。


心膜水のゆきかた

エコー下が良い。

左5-6 6-7 間を使用。18-16G

伏臥位に保定

背骨と胸骨の1/3のところ、サイドポール

鎮静麻酔。

濃い血液の場合。吸飲をとめる。かたまるかどうか。 動脈性拍動か、たらんたらんでるのか。

1CMのスペースが必要。1cmないときはフロセミドだが、効果はない。

重症心不全なので、インホームドコンセントに使用できる。


不整脈

不整脈とは心臓内の刺激伝導系という電線に

1.刺激伝導系の異常 流れがおかしい。

2.刺激の生成異常 生成がおそすぎる、はやすぎる、へんなところからの刺激 があること。


臨床的には治療が必要か、そのままかが重要 治療すべき不整脈の識別

動物に対する情報を正確に把握 

病歴 症状 身体所見 CRT、血圧 現在の治療 利尿剤 抗不整脈 ジギタリス、血管拡張剤、ステロイド 過去の心電図所見  不整脈を正確に分析

不整脈に関する情報を収集

不整脈の性質 生理的/病的   頻脈性/徐脈性 不整脈の出現頻度 一過性(寝ているとき、運動しているとき)30秒間に3つまで治療対称でない。30秒で7こ治療を考える。


持続性 不整脈と臨床症状との関連性 

その不整脈が臨床症状をともなうか。

不整脈と臨床症状の関係

失神 運動不耐性、心不全 下痢 嘔吐 食欲不振

診療

できるだけ長めに心電図を記録 Bモードで4回。 記録した波形はすべてみる 動物の状況をふまえて診断  

現在の投与状況  

手術に伴う疼痛 ー鎮痛剤  

         酸ー塩基・電解質平衡  

         心臓疾患の有無 程度


抗不整脈

投与方法 量と回数 排泄、代謝

ジギタリスは猫で排泄おそい。

リドカインは肝臓で1−3分で代謝される。10分たつとまた同じ不整脈でる。

副作用とその対応 キニジン マラリアに光学異性体 心後リズムをくるわす 神経症状

不整脈の基礎疾患 把握

診断・治療法 不整脈の原因 心臓性 洞機能不全昇降分

0各種心筋症 犬糸状虫

0僧房弁 三尖弁 末期 心筋炎」 心臓 心内膜 侵害膜 先天性心疾患

0腫瘍浸潤 虚血 繊維か

非心臓性 代謝 腎不全 アジソン

0発熱 低体温 貧血 興奮 恐怖 カテコールアミンがでている

0中枢神経系の興奮 水頭症 徐脈 きれいな心電図 慢性呼吸器疾患 内分泌 甲状腺 アジソン

0腎不全、尿路閉塞 胃拡張 肥満細胞種 膵臓 薬物 自律神経に作用する薬物 麻酔 強心剤。

抗不整脈 Ca拮抗剤 シルチアゼム 心筋細胞内のCaを徐徐に細胞外にくみ出す。心筋細胞伸びる。この作用で肥大型心筋症の治療に使用できる。おおすぎると、心筋細胞内のCaがですげて、心筋のびる、血官平滑筋もだめになる。心臓収縮も拡張もできない。血圧たもてない。いろいろな不整脈がでる。


不整脈

心拍数は

リズムは一定

P波は一定 形状 方向性

QRSの形状 方向性

PとQRSの関係

診断名は

治療の必要性


正常洞調率
 

リズムは規則的

心拍数は正常範囲

R-R間隔の変動は10%未満

P波は陽性

各波形は正常・P-R間隔は正常


洞性不整脈
 

RR変動以外は洞性調律と同様

RR変動率は10%以上

ペースメーカーの移動

洞結節での刺激生成異常による不整脈 洞徐脈 洞頻脈 呼吸性不整脈 PR間隔 P/QRSーTの形状同じ。  心房P波一定  P/QRSーTの形状同じ P波同じ形 心房同じ QRSおなじ⇒心室おなじ脱分極 T同じ⇒同じ再分 局 R-Rなどが異なる。

鑑別診断 犬では正常 猫では異常(迷走神経の緊張)慢性呼吸器疾患

 


洞性徐脈
 

心拍数の低下。リズムは規則的。(RR間隔は僅かに変動)

文献では20秒間心拍がおきないと失神するが、実際は10秒でおこる。


生理的

迷走神経異常、嘔吐、挿管、脳圧上昇 低体温 呼吸器疾患 甲状腺機能低下


病的

腎不全などの全身疾患。

心停止の警告 麻酔中

高k血症

中枢神経異常

薬物 麻酔剤 モルヒネ Ca拮抗剤


治療

通常はおこなわない。

麻酔中の徐脈はアトロピン・グリコピロレート・ドパミンで対応

徐脈に随伴する疾患 洞不全症候群(ミニチアシュナウザー・ダックスフンドに多い)


洞性頻脈
 

T波とp波がついている。TP間隔で心臓は拡張期。十分に拡張せず、収縮している。対策として、ジギタリス・βブロッカー・散歩を控える。

RonT T波の後の心臓は相対不応期に刺激がはいり、リエントリーされる。発作性瀕泊、心室細動になりやすい。 多源性不整脈も同じ。T波が終わった後に少し経って起きる、心室性期外収宿はさほど怖くない。RonTは要注意が必要。 R波は学者によって、取るところがちがう。日本光電で4箇所の研究所に依頼したら違う結果 がでてきた。(


生理的

興奮・疼痛・保定・ストレス


病的

発熱・ショック・貧血・感染・低酸素 マ処置 原因療法 解熱剤 鎮痛剤

心不全・甲状腺亢進症 マ原因の徐去

薬物・アトロピン・血管拡張剤・エピネフリンマ投薬中止


上室性不整脈・

心房性期外収縮(p波が上向き。)・心房頻拍・心房細動

房室接合部不整脈・

房室接合部期外収縮(p波が下向き)・房室接合部頻拍

上記の鑑別は重要ではない。治療が同じ。

早いタイミングででて、遅い拍動。QRSが狭ければ上室性。


心房性期外収縮 (Atrial Premature Complexes)
 

人も人間も見逃しやすい不整脈 速いタイミングででて遅い拍動。

心拍数は正常・リズムは異常(早期拍動)・心房壁がひっぱられる過程でおおきくなる。テンションおきるとPCはおきやすい。QRSは普通 。ひろいと心室性。P波上を向くと心房性、p波下を向くと結節性。

心房の重大な拡大。 予後よくない。

基礎疾患の治療 ジゴキシン・利尿剤・血管拡張剤

不整脈の抑制 ジルチアゼム・アテノロール


心房頻拍
 

3つ以上連続したAPC。

心拍数は速い・発作性・持続性・

p波は変形・QRSは通常の形態、広くない。

PR間隔は一定。

不整脈の抑制 ジゴキシン・ジルチアゼム・アテノロール


心房細動
 

@p波なし。A速くて不規則なQRS。BT波がそろっていない。f波は小動物の場合みられにくい。3ヶ月以内に死亡。f波は犬では心起電力が弱くでない。セントバーナードなど大型犬では正常でもでることあり。心不全の治療の為ジギタリスを使用する。


原因

@心房の重大な拡大。

A特発性(孤立性Af) 1例のみ。


基礎疾患の治療 ジゴキシン・

不整脈の抑制 ジルチアゼム・アテノロール・ジルチアゼム

からうちがこわい。心房細動 RR間隔が一定しない。


心室性不整脈

@心室期外収縮
A心室頻拍

心室期外収縮(Ventori Premature Complexes)
 

心室内でインパレスが発生

血行動態に影響が及ぶ

運動不耐性・突然死に関連

QRSが幅広く変形・P波と関係しない。

上に向きが多いのは右心。下は左心。

30秒に1回では治療対称ではない。30秒に8回では治療対称ではない。

いろんな形があるのもよくない。3種のVPCがでていつとよくない。


鑑別

@各種心疾患(心奇形・弁膜症・心筋症・腫瘍・心筋症)マ経過観察・メキシレチン・βブロッカー

A上腹部のトラブル(胃捻転/拡張・脾臓の腫瘍・膵臓の炎症・胃12指腸のイレウス)

                          マ経過観察・メキシレチン・βブロッカー・

B甲状腺機能亢進マ経過観察・メキシレチン・βブロッカー


心室頻拍
 

重篤な心疾患・代謝障害に関連

警戒すべき代表的な不整脈・発作性・持続性・警戒すべき不整脈。

@VPCと同じ・3つ以上

Aボクサーの心筋症

B猫はまれと書いてあるが、実際は多い。


治療

基本的にはVPCの治療に同じだが、経過観察はなし。すぐに治療しないといけない。根本の心疾患を治療。

犬・リドカイン・メキシレチン・アテノール

猫・リドカイン(猫は犬の4-3分の一の量)・アテノール


房室ブロック

第1度房室ブロック

 

原因

房室結節でのインパルスの伝導障害

心房を走る3本の伝導系の1本が故障してP-R間隔が幅0.13秒以上に延長した状態。 房室結節に基質的変化(抗性物質)。迷走神経性の場合(アトロピンでよくなる)、老齢動物・伝導系の退行変化。薬剤・ジギタリス・プロカインアミド。血清Kの異常。

ジギタリス中毒 迷走神経、洞、房室、心房筋の順に多い。

伝導遮断ではない。

ジギタリス中毒・血中濃度は測定していない。第1度房室ブロックが出るまえに、嘔吐、下痢がおきる。


心拍・リスムは正常。P波・QRS波は正常

PR延長・犬 0.13秒(6.5マス)・猫 0.09秒(4.5マス)


治療 

通常は無症状。治療は不要 。電気のとうりがわるくなるだけ血行動態には変化なし。

根底の原因を治療


第2度房室ブロック

電気のとうりが通すときと通さないときがある。

分類1
モービッツ沍^(ウエンケバッハ型)タイプA QRS正常が多い
モービッツ型 タイプB QRS延長が多い
分類2
タイプA QRS正常
タイプB QRS延長

Mobitz沍^(Wenckeebach型)A型が多い。
 
p波は正常。P-Rが徐々に延長してQRSがなくなる。p波ないQRSある。QRSは正常。心房拍動数>心室拍動数。房室結節伝導障害。治療対称ではない。

Mobitz型にはB型が多い。
 

 p波は正常。P-Rの延長なく突然QRSがなくなる。p波ないQRSある。心房拍動数>心室拍動数。第三度房室ブロックになりやすい。徐脈を伴う場合治療が必要。房室に基室的変化あり。QRSのなくなる回数により2:1 3:1 4:1と言う表現がある。


迷走神経の緊張。肥大性心筋症(猫に多い)。甲状腺機能亢進。ヒス束の繊維化・狭窄。心筋の炎症・腫瘍。薬物・ジゴキシン・ジルチアゼム・リドカイン・キシラジン。電解質の不均衡など。

タイプAは治療は不要。

タイプBは第三度房室ブロックになりやすいので、@電解質補正、A可能性のある薬剤の中止(アトロピン、グルコピロレート、イソプロテレノール)@Aのことはすくない、B抗生剤/ステロイド(プレ0.5mg/kg bid 7days)心筋炎の場合有効。3-4日では効果 でない。


第三度房室ブロック
 

完全ブロック・完全心ブロック 房室結節ー脚でのインパルスの完全遮断。代表的な徐脈性不整脈。非可逆的な症例が多い。犬 洞結節160回 房室結節60回 おのおの固有のリズムで動く。人工ペースメーカーが必要。犬1500匹に一頭あり。房室乖離がおきている。しかし早く死ぬ ことがおおいが薬物のみで4年、生きた例もある。心房拍動数>心室拍動数。p波とQRSとの関係はない。PP間隔とRR間隔は一定。抗生剤/ステロイド(プレ0.5mg/kg bid 7days)心筋炎の場合有効。3-4日では効果 でない。 をしてみたら

(洞結節70-160、結節伝導60-70、房室結節ヒス束50-60、プリキンエ繊維20-30)

速度 洞結節 1m/S、 房室結節 0.025-0.051m/S、プリキンエ繊維0.4m/S


一部の先天性疾患 大動脈弁狭窄・心室中隔欠損・

重度のジギタリス中毒

心筋の浸潤性病変 アミロイドーシス 腫瘍

老齢犬 

肥大型心筋症・心内膜炎・心筋炎・心筋梗塞

高カリウム血症

 


W.P.Wシンドローム P-R間隔は縮小。しかしQRS群は広くなるため、PP間はかわらない。ゲルター波がでる。ケント束(胎児期の伝達系)、Mahaim線維、James線維などの近道が存在する。


補充調律 収縮
 

正常QRSと全然ちがう (長い休止期後出現する )自家発電

接合部 心室性  心泊出量を維持する安全機構。 単純な期外収縮との鑑別が重要。 長めの心電図 。ペースゆっくり 心拍数は減少傾向。 長い休止期が多くの場合存在。  AV伝導障害が随伴 休止期の長さ

治療してはいけない心電図。


CVRーR

自律神経機能診断。犬ではある程度確立されている。

0-1では翌日死亡することが多い。0-1の多い疾患として、交通事故、糖尿病、腫瘍、腎不全などで起こることが多い。 猫は不明。

QTc

QTは心室の興奮と脱分極をしめす。QTは心拍数が多いと早くなる。そのため心拍数の影響を最大げんに防ぐいみて、QT/ルートRRでわって求めている。人の方法、バセットの式。犬で300以上はよくない。猫では不明。 心電図のQT間隔は心筋の電気的収縮を意味し、血中のカリウムやカルシウムの異常や、ジギタリス、キニジンを投与時のモニターしる指標である。しかし具体的な数はよくわかっていない。

犬・250-300(午前9-10時を除く)

猫・不明

小山らの報告によればQT/ルートRRは心拍数に影響をうけることが多い。心拍数が高くなるとQTC1は高くなる。QT/ルート3乗根RRで求めたQTC2は比較的心拍数の影響はうけにくい。

ST波 人間では心筋梗塞の診断に使用されるが、動物は冠状動脈が多く、心筋梗塞にはかかりにくいため殆ど診断的意義はない。心膜疾患でST下降する傾向あり。

T波 日本の獣医はうえに、アメリカの獣医はしたの描く癖がある。社交的な犬は上に、野生性が強い動物はしたにえがく傾向がある。電解質の異常や低酸素のときに異常がでる。

 

薬物インデックス

メキシレチン

心臓、抗不整脈剤

・0.4-0.6mg/kg/1hr、iv drip  

・2-4mg/kg、bidーtid、po

多発性PVC、ショトラン、VTの治療に使用。1bの抗不整脈剤。有効血中濃度は 人で0.5-2.0μg/ml、犬で0.28μg/ml、犬のほうが冠状動脈の数が多く有効血中濃度は低く保てる。 抗不整脈剤にしては安い。(1錠100円) 副作用、人では胃腸障害。犬では殆ど経験ない。                 (多摩獣、内野Apr00)

非常の使用しやすい不整脈剤。心室性不整脈に有効。ベーター遮断との併用で有効性は上昇、副作用は減少。経口できるリドカインの感覚。同じ作用機序。

・2-8mg/kg、bidーtid、po 最初 2mg/kg、bid、poで3-4日様子をみる。再評価。効果 ない場合、4mg/kg、bid、poそして8mg/kg、bid、poとあげてゆく。tidにしたら心不全が悪化したケースもある。

                                   (神奈川臨床研究会、竹村Apr04)

アテノール

心臓選択制のβ1ブロッカー・気管支平滑筋には作用しない 洞性拍動数の低下 房室伝導の抑制 心室の早期興奮の抑制

用量 犬・0.5ー1.0mg/kg,sid-bid,po

   猫・6.25ー12.5mg/cat,sid-bid,po bid

の投与が多い。

                                   (神奈川臨床研究会、竹村Apr04)

ジルチアゼム

心筋細胞内のCaを徐徐に細胞外にくみ出す。心筋細胞伸びる。この作用で肥大型心筋症の治療に使用できる。おおすぎると、心筋細胞内のCaがですぎて、心筋のびる、血官平滑筋もだめになる。心臓収縮も拡張もできない。血圧たもてない。いろいろな不整脈がでる。                         (文献不明)

caチャンレルブロッカー 上室性不整脈に有効。 細動脈拡張作用はそれほどつよくない。

用量 犬猫・0.5ー2.0mg/kg tid po この量 では副作用の経験はない

   犬猫・1-5mcg/kg/min iv

ベルべッサーR bid tabをカットしてあげる。粉にしないこと。腸からの吸収をおくらせる。

副作用・A-Vブロック、徐脈、陰性変力作用、低血圧 。                                                                (神奈川臨床研究会、竹村Apr04)  


脚ブロック 

完全脚ブロック   ノッジ+ QRS延長 0.08秒       

不完全脚ブロック  ノッジ+ QRS変わらない 臨床症状なし これをのノッジと言って、脚ブロックのときQRSの幅を広くするためにでる。

左脚ブロック

左室の伝導傷害。心室は右脚を通じて興奮。左心室の興奮は遅延。

心電図の特徴 QRSの著明な延長。犬・0.08秒> 猫・0.06秒>

ブロックは間欠的・また持続的

小動物ではまれ。麻酔前の検査などに偶発的に発見。心筋症と心臓腫瘍をルールアウトすれば麻酔は問題ない。

右脚ブロック

右室の伝導傷害。心室は左脚を通じて興奮。右心室の興奮は遅延。

心電図の特徴 QRSの著明な延長。誘導で下さがる。犬・0.08秒> 猫・0.06秒>


僧帽弁閉鎖不全の治療

MR時の不整脈

心房性期外収縮 MRでは心房を小さくするようにする。 1分間に6−7回。
  心室性期外収縮 下向き 左心から。心室のはれをとる診療を中心に
フロッピーデセント (だらだらした下降脚) 3ヶ月で死亡することある。心室広範囲の繊維化がおきている。

レントゲン

拡張した心腔は・ 肺動脈の直径は ・肺水腫の存在は・ 右心負荷の存在は・

後大静脈・右心系の心腔 呼吸器の存在は 気管分岐部と後大静脈に線をむすぶ。そこからでていれば右心室拡大。

心臓大きくないのに右心室大きい。これは腱索が切れている。

三尖弁(腹水)・僧帽弁(咳) どちらの逆流が強いかで症状きまる。この場合フロセミドを使用すると高窒素血症にかかりやすい。30%は三尖弁ある。


エコーのポイント

左房拡大  猫・マルチ・ポメ・心房2cmを越えると左心房拡大。
僧帽弁の肥厚 前尖からはれる。後尖はそのあと。
粘液腫様変性  
僧帽弁の閉鎖点 左心房で閉鎖 左心室で閉鎖しているようではよくない
逆流の有無・速度 心室の収縮期 FSを測定(35-45) 全身状態の把握

身体検査

CBC・生化学 胸部レントゲン 尿検査

僧帽弁閉鎖不全の治療・腎機能に注意

腎不全汪 ・BUN・CR正常・USG正常・尿細管。集合管機能の異常
腎不全期 ・BUN・CR正常ぎりぎり・USG低下・腎機能不全期・悪か要因、脱水(フロセミドの投与に注意)。ACEI剤。尿蛋白下げる・
腎不全。期 ・BUN・CR上昇・USG低下・腎不全期

ISACHCの分類

ISACHC1

.無症状性

1a・心疾患の徴候ある、心拡大なし

1b・心疾患の徴候ある、心拡大ある

ISACHC ・軽度ー中程度の心不全 安静時や軽い運動で心不全症状が発現。QOLが障害される。
ISACHC。

・進行した心疾患 心不全の臨床徴候がただちに明らかになる。

3a・自宅療法が可能

3b・入院が推奨される。(ショック・重度の浮腫) 


処置

1・ACEI・低Na食

2・ACEI・ISDN・βブロッカー・低Na食

3・ACEI・ISDN・DXG・利尿薬・運動制限・βブロッカー 心不全の共通事項

心臓病三原則

1・塩分の過剰摂取を控える

2・体重の増加に注意する。

3・犬糸状虫の予防をはっきり。

 

1期

1・発咳に注意

2・2-3年後に心不全に移行する。

3・6-7年後は生存率50%

4・薬物療法で心臓の病態を遅延させる。(マルチ・ぽめ・ヨーキー) キャアバリアは関係なし。エビデントは低い。13-14歳で無症状なら薬の投与はしない。

長所  心不全の発現が遅くなる。2-3年後が遅くなる。 心不全死のリスクが低下・腱索断裂のリスクの低下。

短所  症状に変化なし。コストかかる。有効性にかんする見解は不一致。 ACEIはしっかり使用のこと。肺水腫がある場合のみフロセミド使用。

激しい運動・興奮後に発咳き 夜間ー興奮後にの咳はまれ 長く続かない 雑音3-4/6 背側への放散なし 心肥大軽度・胚水腫なし。 塩分の過剰摂取を注意。治療は必要 麻酔はこの時期までにおこなう。歯、乳腺腫瘍、潜在精巣 ACEIは高用量を使用。利尿剤は使用しない。咳きが悪かしたら、イソソルビト・ジゴキシン・(利尿剤は使用しない) エナナプリル、イソソルビト
。期

左心不全・肺鬱血・長期予後不良 脈圧、少々弱い CRT、正常ー延長 レバイン3/6 肺の副雑音 発咳き、腎機能をモニター 脈圧低下、CRT延長 利尿剤の過剰投与?・血管拡張剤の投与。?・心機能低下? 咳きの原因を常に鑑別咳き 

肺水腫あり。フロセミド使用    

肺水腫なし 血管拡張剤とDGXでたたく 肺の鬱血を必ず確認 安静時の脈拍数。散歩はむりしない。しじどうり。急な低Na食はすすめられない。逆にNaを多く体液多く、腎機能の低下をおさえる。 咳発作、呼吸困難の対応、フロセミド、ニトログリセリンの投与。 ACEIの回数を増やす、銘柄の変更。


肥大性心筋症

概略

心収縮力は正常ー亢進。心室壁の高度な求心性肥大。心拡張能の低下、心拍出量の低下。

しなやかさがない 。拡張が苦手。広がっても、血流がうけとれない。

原因

高度の心室肥大

心室拡張不全マ右心不全・左心不全マ死亡

心房拡大マ 対流する。血栓不全マ死亡


原因

詳細不明。

一部は遺伝性

メーンクーン・常染色体性優性遺伝

アメリカン・ショートヘアー 家族内

雑種猫 家庭内

  甲状腺機能亢進・ウイルス性は否定的。

シングルメント

品種・ メインクーンに多い・ペルシャ・日本猫・アメリカン・ショートヘアー・長毛種雑種
年齢・ 5-7歳、6ヶ月(純血種)ー16歳
  雄>雌
こんな症例注意

心雑音・不整脈・心拡大・家系内に発症

検査所見に必発はない。ハイリスクの猫には麻酔しない。


臨床症状 

3つがある。 無症状・心不全(右心不全and/or左心不全)・血栓閉塞型。
無症状  心雑音・逆流性、駆出性 心悸亢進・頻脈傾向 心音の聴診域の拡張 心尖拍動の増強
心不全症状

・右心不全 胸水、腹水、心膜水

 左心不全 肺水腫(夜間の呼吸困難、喘息)、息切れ

重傷度は様々  心雑音、頻脈、不整脈、呼吸促進、肺音消矢

血栓閉塞型。

遠位腹大動脈 突然の跛行・歩行不可能・疼痛症状・脈圧触診不可・尿の異常・頻尿-無尿・血尿ー混濁尿

腎動脈も閉塞の可能性を探る。腎動脈も閉塞の場合は予後不良。

冷たい後肢、後肢麻痺、腓腹筋の硬結、血色のないパット、後肢の痛覚消矢

前肢の動脈閉塞 突然の跛行

脳の動脈閉塞 突然の痙攣・神経症状

 


レントゲン

心室ほそく、心房拡大 バレンタイン・ハート 

バレンタイン・ハートは最近少ない。盾に長い卵型、心房拡大、右心不全の所見。

心電図

正常なことも少なくない。(40%は異常なし)

心室拡大所見、不整脈は心室壁の高度な求心性肥大により心内膜心筋繊維化して伝導系の分断がおきることにより発生。心室期外収縮・心房細動・右脚・左脚ブロック その他 必ずHCMを考える。

心房所見はまれ。心室肥大。R波増大。3倍ぐらい。

 

エコー(確定には必要)

1・心室壁厚(中隔・左室自由壁)乳頭筋レベル

>6-8mm

2・左心房 サイズと血栓の有無 2cm以上は以上。血栓は左心耳側にへばりついている。中隔にはない。また回っている症例もある。

3・左室流失路狭窄・大動脈弁の手前が肥厚。中隔の肥厚によりおこる。

4・僧帽弁逆流。左心房側で閉じる僧帽弁が左心室でとじる。中隔の肥厚によりおこる。


治療

無症状 生存率

1年90%、3年80%

ACEi剤・ジルチアゼム

心不全型 生存率

1年後50%、3年後33%

右心左心不全の激しい症例・胸水のある症例は短い。

ACEi剤・ジルチアゼム・ニトロール・

心拍数の上昇はアテノロール

肺水腫あれば ラシックス

胸水は穿刺してとる。胸水の利尿剤でのコントロールは無理。

血栓型

180日 すべて死亡。

 

バルーンカテ(3日以内)4hr小児用・ウロキナーゼ

除去に成功しても3ケ月たてば再発すること多い。


薬物インデックス

猫・ウロキナーゼ

1・動脈内局所投与。血栓が溶解するまで。目安・60000-180000U。造影が不可決。閉塞後の時間3日以内なら成功率高い。疎通 後も末梢動脈から点滴。

2・持続的全身投与。適応、動脈内局所投与が失敗。カテーテルが挿入できない部位 の閉塞、。消極的な治療の一部。30000-80000U/日。最低3日間は実施。

ワルファリン

血栓症の予防。猫・0.1-0.2mg/kg.q24h 目標・プロトロンビン時間を2-2.5倍に延長。

使用マニュアル・投薬8h後に採血(PTを測定)・用量を変更した場合、1W後に再評価。        ・効果発現には、最低でも48-72時間後。 副作用 出血・喀血・鼻出血・血尿・下血・血胸・頭蓋内・心膜内出血・出血死 副作用の発現には2-5日を要す。翌日大丈夫でも安心できない。以上が教科書。

日獣大での実験

・0.1mg/kg.q24hでは効果ない。0.15-0.2mg/kg.q24hでは殆ど副作用の心配はないみたい。コストの関係もありすべてのオーナーにPTができるわけではない。

ジルチアゼム

猫・7.5mg/cat(2-3mg/kg q12) 除放性を使用。粉砕すると持続時間が短宿。1錠30mgを1/2-1/4にカットして使用。 この量では副作用はまれ。(低血圧・頻脈・心不全の悪化) 心筋細胞内のCa濃度の低下。心筋の弛緩性を改善。

フロセミド

犬・1-4mg/kg bid-tid 20mg/kgで3日間まではどうしてもの時は使用している。

猫・最小1-2mg/kg q48-72h   最大2mg/kg q12h   難治性鬱血には4mg/kg q12h      猫に犬と同じ感覚で使用しないこと。犬よりもはるかに腎不全になりやすい。