子兎が家庭にやってきた。
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子兎が来たら 絶対してはいけないこと |
| 兎に水をあたえるなは大間違い。必ず新鮮な水を用意すること。 |
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兎を抱いて歩かない。骨が脆く、骨折しやすい。骨折ならともかく、脊髄損傷してしまい一生半身不随になってしまう。 |
| タオル、絨毯など周りに兎が口にしそうなものは周りにおかない。 |
| 人の食べ物は絶対あたえない。 |
| 必要以上に子兎をいじくらない。寒い時期はわら、牧草などで暖かくしてあげる。23度位 がベスト |
注意
兔は犬猫のようにワクチンや、フィラリアの予防はありませんが、犬猫にない特徴がいくつかあります。
兎の飼育面積は2kg位まで約45cm2。 温度18-23度、湿度 30-50%の場所で飼育する。
動物病院でこれをしよう1、検便、主にコクシジュウムの有無。
2、耳の中、背中の診療 かさぶた状のもの耳ダニ、ツメダニ
3、歯のレントゲン
1.嘔吐できない
兎は胃の幽門と噴門の間が短く、そのため嘔吐が殆どおきない。兔は好奇心が旺盛で、周りにあるものを直ぐに口にしてしまう傾向がある。そのため毛球症がおこりやすい。
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兔の毛球症のレントゲン |
2.繊維質の必要性
兎の餌 ペレット使用の場合 17-20%以上の繊維質の入っている製品が良い。日本のペレットは線維質の低い製品もあるので注意したい。また兔は1歳時たべた餌を一生食べる傾向にあるので購入したときに良質なペレットや牧草を食べさせることが必要である。ペレットには2種類あり、アルファルファー(イネ科・caが多い・嗜好性良い)が主成分な餌と、チモシー(マメ科・・caが正常・嗜好性良くない)があります。
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左・チモシー(マメ科・・caが正常・嗜好性良くない)フード。 右・アルファルファー(イネ科・caが多い・嗜好性良い)フード。 |
3.ca代謝の違い
兎のカルシウムは腎臓、膀胱代謝(人、犬のカルシウムは胆嚢から便中に排出) 質の悪いカルシウムを長くたべつずけていると、腎不全、腎臓結石、膀胱結石が多い。1歳位からチモシーが主成分のラビットフードが良い。
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兔の膀胱結石。この結石は餌由来のca結石だった。 |
4.歯の咀嚼運動、常生歯(切歯、臼歯)
一般的に動物病院に訪れるウサギ目ウサギ科の永久歯の歯式は2033/1032の計28本から成り立っています。 28本の歯はすべて常生歯という犬猫にない形態をとります。常生歯とは絶えず伸びること、解剖学的に無根という2つの特徴をもった歯をさします。
切歯の処置
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切歯(前歯)の過長は大工道具で切除すると根尖を痛めてしまい、化膿の原因にもなりかえない。 カットにはマイクロモーターの使用が望ましい。 マイクロモーターで切歯をきっているところ。 |
臼歯について
兔の犬猫との最大の違いはその咀嚼運動にあります。兔は本来、木の皮や草を主食としてきました。高繊維で低蛋白な食事です。歯式をみて頂ければわかるように、犬歯がなく、そのため餌を食べる時、兔は上顎を亜脱臼させて切歯で餌をつかみ、上下運動で口腔内に餌をもってゆきます。口腔内へもってゆかれた餌は臼歯の測方運動でちぎられ胃におくられます。ともかく高繊維な食事をしますのでよく噛みます。そのため兔の歯は歯が摩耗を生じます。餌が入ると歯がいつも摩耗しなければならない食性ですので、犬猫のように、伸びない歯では食性に対応できないのです。そのため常生歯という歯が一生のびる形態をとっているのです。兔は生きてゆく手段として、どうしても常生歯が必要なわけです。歯が過長と摩耗を繰り返す。これが木の葉や草を主食としてきた兔の咀嚼運動です。
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現在のおおきなラビットフード中心の餌だと、一般的には下顎の臼歯が内側に伸びて舌炎を、上顎の臼歯が外側に伸びて頬に炎症をおこすことがよくみられます。しかし臼歯の不正咬合にはさまざまなパターンがあります。 |
5.攻撃される動物
兎は自然界では攻撃される側にあり、殆ど攻撃する動物ではない。少し病気になっても、症状が出にくい傾向にある。動物病院をしていると1週間位、食事をたべなくても、うちの兎は元気と勘違いして来院するケースが時々みられる。食事を食べないようなら早めの来院が望ましい。
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odagawa animal hospital TEL 044-900-8588 AM9:00-12:30 PM4:00-8:00(日、祝6:00) 休診 木曜日 |