鳥類の診療についてのお願い
本院はセキセイイイコ、オカメインコ、小桜インコと言った小型インコ類、や文鳥と言ったフィンチ類診療しています。
鳥類は診療している獣医師も比較的少なく、また病院に連れてくる飼い主さんも、鳥の状態を誤解してつれてくる場合が多いようです。以下にその理由を説明いたしますので、よく読んでから診療に臨んでください。
家庭に小鳥がやってきた。
鳥類は犬猫のようにワクチンがある訳ではありませんが、いくつか注意点があります。

| オウム病は人畜共通です。検査は必ず受けましょう。 |
飼い鳥のオウム病の検査 原因菌 Chlamydophila psittaci 検体 糞便 症状 くしゃみ・鼻汁・咳・開口呼吸・肝臓・脾臓の腫大これといった決定的な症状があるわけではない。 5%の鳥類に感染しているといはれている。オカメインコ・セキセイインコ・ボウシインコに多い。文鳥などスズメ目、ハトなど多くの鳥類で確認されている。排菌が断続的なことが特徴。 排菌が断続的なので1回の検査ではわからない。検査の間隔は 無症状の鳥 3ヶ月おきに3回行う。その後は年に1回行うおこが望ましい。 疑われる症状のある鳥 初回陰性であっても薬をあげつずける。投薬中は排菌がおさえられるので、症状が抄出してから検査する。以後3ヶ月おきに3回行う。その後は半年に1回行うおこが望ましい。
|
![]() |
体重測定 体重測定をしましょう。料理用体重計にのせることで可能です。家庭で十分できます。普通 から飼い鳥の正常体重を知っていることは重要です。体重を量るなら、朝がいいでしょう。 セキセイインコで30-40g、文鳥で22-25g、小桜インコ45-55g、オカメインコで80-120gが目安です。 体重が減っているようなら早めに来院下さい。 |
![]() |
飛んでしまう鳥は、透明な入れ物ごとはかり、容器をひいて求めます。
|
![]() |
検便 必ず鳥を診療してくれる動物病院で検便をすること。犬猫では症例の少ない、ガンジダ、メガバクテリュウム、ジアルジア、トリコモナスなどがよくみられます。また人畜共通 伝染病のオウム病も便からわかることもあります。 写真は検便の鳥のカンジダです。詳細は下をクイックして下さい。 小鳥の検便・オウム病 |
![]() |
投薬の難しさ 小鳥は小さいので、うまくおさえて、うまく投薬しないと、鳥の状態を悪くします。初診で病院を訪れるかたで、投薬できる方は殆どいません。 詳細は下をクイックして下さい。 |
|
餌について なるべく、良質なペレットをあげて下さい。日本で昔から使用されている、混合資料では、4種類のなかの1種しか食べなかったり、ミネラル、ヨード不足をおこし、病気になりやすくなります。 写真はラデーイブッイシュ社鳥フード。 詳細は下をクイックして下さい。 |
|
![]() |
保温 飼い主さんの勘違いしやすいこととして、具合の悪い時だけ、保温をすれば良いと思っている方がおられますが、日本でよく飼育されている鳥は南方系の鳥が多く、1年中保温は必要です。 30度が一番呼吸数が安定して、鳥にとって、最適の環境であります。 25度以下では温度がひくすぎますし、35度以上では熱射病になります。詳細は下をクイックして下さい。
|
![]() |
症状 鳥が昼から寝ている、羽毛を膨らませている、全く鳴かない、嘔吐、下痢が続く位 でぐらいで、人にたとえれば親戚を集めて下さいと言はれる位に、重傷から危篤に近い状態です。 (犬猫は暇であれば、必ず横になって寝てますが、鳥類が横になる時は死ぬときです。状態が悪いと鳥はすぐに、膝を使って歩いたり、スタンスを広くとります。) よって獣医師が処置をしても翌日死亡してしまうケースは犬猫より多くみられます 当然本院も鳥の診療におとずれるわけですが、環境が異なると、鳥は興奮しやすく症状を隠してしまう特徴があります。家では相当悪い状態でも、病院に来ると急に元気そうにみえるのはそのためです。つまり鳥が病院の環境に慣れて、本当の症状をだすのには時間がかかります。診療時間中にすべてわかる訳ではありません。アメリカの獣医師の調査では、飼育場所を変えたオウム類で1週間、ストレスホルモンが出ていたという報告もあります。 鳥は代謝率が高く、犬猫より症状が進行しやすい動物です。セキセイインコは1日で人の5日位 の時間を過ごします。詳細は下をクイックして下さい。 |
|
odagawa animal hospital TEL 044-900-8588 AM9:00-12:30 PM4:00-8:00(日、祝6:00) 休診 木曜日 |